無外流は江戸時代に近江甲賀郡(滋賀県)の住人であった辻月丹資茂により剣術の流派として始まりました。
やがて自鏡流という流派の居合を取り入れて成立したものが無外流居合です。
無外流は江戸時代は麹町に道場を構え、土佐藩や姫路藩にも伝わり幕末まで続きましたが、江戸の無外流はそこで失伝してしまいました。
無外流居合兵道は姫路藩に伝わっていた無外流を中川士龍先生が再編・復活させ、現在に受け継がれているものです。
形山会ではこの無外流居合兵道を学ぶと共に、幕末に途絶えた江戸の無外流を復活させ、明倫無外流(正確には 無外流 明倫派 です)
として再編を図るべく研究を行っております。
古き日本の文化や伝統を重んじ、楽しい中にも厳しさを忘れず、仲間と一緒に活動しております。
また、単に武術の稽古のみに偏るのではなく、「術の中に道」を見出せるよう、即ち「武術から武道」へと
行き着くことを目標としながら、日々稽古を重ねています。
無外流の居合及び剣法をメインに稽古しておりますが、現在は武術修練のみに限らず、健康維持や終生の趣味活動、
共通の話題を持ったコミュニケーションの場としても、幅広い年齢層の方々が集い活動しております。
初心者の方にも、ゆっくり落ち着いて稽古できるよう丁寧な指導を心がけておりますので、一度気軽においでください。 |